橋本 博司(はっしー)
大学卒業後、飲食店を経営、世界一周新婚旅行、新卒採用の仕事を経て、2011年2月NPO法人HEROを設立。
カンボジアの活動を始めてからは、連日の腹痛通算500日以上、カンボジア人に間違われ、デング熱で瀕死に陥るも脅威の生命力で回復。
【旅するように働く】をテーマに、本気で遊ぶ大人代表。
カンボジアの子供たちには夢があります。
「先生になりたい」「お医者さんになりたい」...
しかし、彼らの夢は叶わないでしょう。なぜなら、彼らは教育を受けることができないから。
途上国には、夢を描いても叶えることができない、自分の可能性が限りなく0に近い子供たちがたくさんいます。
誰もが自分の可能性に挑戦できる社会をつくりたい。
NPO法人HEROは、世界各国で経済的・社会的な理由により学校に通えない子どもたちのために、無料で通える学校を作り、各国の現実に応じた学ぶ機会を子どもたちに提供します。
2010年10月にカンボジア、アンコールワットのある「シェムリアップ」から1時間のルサイ村に学校を建設したのを皮切りに、2015年現在、カンボジアに8か所の小学校を建設し1000人以上の子どもたちが学校に通っています。
HEROのミッションは、「可能性0%を1%へ」。
教育の機会の提供を通じて、私たちは世界の子どもたちに希望を届ける活動を続けていきます。
僕が20歳の時カンボジアに初めて訪れ、突然子どもたちに囲まれ勉強を教えて欲しいと言われました。そして、その子どもたち全員が夢を語ってきました。学校にも通えない環境なのに、みんな夢があり楽しそうに彼らは語ってきたんです。
特に夢もなく、ただバイトと旅を繰り返しているだけの大学生だった僕は大きなショックを受けました。僕は恵まれている日本に生まれて、何をやってるんだろうとすごく悩みました。そして悩み続けた結果、「40歳までにカンボジアに学校をつくる」と帰りの飛行機で手帳に書き込んだのがこの団体の始まりです。
その時の目標は予定よりも早く達成することができましたが、僕にはまだまだやらなきゃいけないことがたくさんあります。
【可能性0%を1%に】
このミッションを掲げ、今目の前のやれることに全力で取り掛かっています。そして、今の目標は我々のような活動がこの世からなくなることです。
学校がないカンボジアの村に学校を建てることで、教育が受けられない子どもたちに夢への可能性を提供します。更地に0から学校を建てることもあれば、現在あるボロボロの小屋のような学校を、授業がまともにできるような建物に建て替えることもあります。
学校建設には、スタディーツアーに参加している大学生のみなさんにもご協力いただいています。日本の大学生、カンボジア人の大工と子どもたちがみんなで一緒になって一つの小学校を建設します。
建てた学校は政府に認可されて公立の小学校となるため教師の数に困ることはなく、また、定期的な学校訪問もしているので、「建てっぱなし」になることがありません。
授業料が無料の学校なのにそれでも通えないことがあります。原因は貧困。1日1ドル以下で生活している家庭の子どもたちは学校に通えないのです。よく言われているのが、貧しいので子どもたちが働かされているといった内容。
ただ現実は違います。大人に仕事が無いのに、子どもにある訳がありません。子どもたちは学校に通わずに、毎日食べられる葉っぱや魚を探して、その日一日を何とか生き延びている状況でした。
現在、その貧困の状況を改善すべくマイクロファイナンスならぬ「マイクロ養豚バンク」事業を立ち上げています。
※横浜ビジネスグランプリ2013ソーシャル部門にてファイナル3組に選ばれました。
※現在トライアル実施中です。
子どもたちの医療支援の出来る病院をカンボジアでスタートさせる予定です。2015年の夏オープン予定のその病院はカンボジアに来る日本人観光客のための病院です。 日本人の看護師をおき、海外での病院利用のハードルを下げ、腹痛などの症状を我慢することなく旅行を終えることのできる快適さの提供を目標にしています。 また同時にその病院の売上の一部を使ってスラム街や貧困村の子どもたちのために出張無料診療や健康診断、栄養のある給食の提供を行う予定です。 1人の健康が、また誰かの健康につながるような、そんな素敵な病院です。
大学卒業後、飲食店を経営、世界一周新婚旅行、新卒採用の仕事を経て、2011年2月NPO法人HEROを設立。
カンボジアの活動を始めてからは、連日の腹痛通算500日以上、カンボジア人に間違われ、デング熱で瀕死に陥るも脅威の生命力で回復。
【旅するように働く】をテーマに、本気で遊ぶ大人代表。
幼少期にアメリカに3年滞在。立教大学ではフィジー、コロラドと留学を経験し「こりゃあ面白い」と海外で働くことを決意。
卒業後、楽天株式会社に入社するも、代表橋本に巻き込まれ1年半で退職しNPO法人HEROへ。
【死ぬこと以外はかすり傷】をモットーにカンボジアで駐在スタッフとして超活動。
カンボジア人で代表橋本の大親友であり、NPO法人HEROの最強の現地パートナー。日本語の会話レベルは、ボビーオロゴンを思わす流暢さ。 カンボジア人には珍しい働き屋さんの彼は、家族で日本人向けのゲストハウスを経営し大盛況。